2006/04/18
2006/04/16
『ダ・ヴィンチ・コード』と三本の矢

「ヤコブには12人の息子がいた。
あるとき、息子たちの間に諍いと不和がるのを見たヤコブは、12本の杖を取って来た。
ヤコブは、これらを頑丈な帯で束ねると、長男に手渡し、折るよう命じた。
長男は折ろうとしたが、できなかった。ヤコブは次々と息子たちに杖の束を手渡し、
こうして末っ子に至るまで、めいめいが杖を折ろうとしたが、全員折ることはできなかった。
するとヤコブは杖の帯を解き、一本を長男に手渡し、折るように言うと、彼はそれを折った。
次に、別の一本を次男にと、全員に杖を手渡し、折るように言うと、みな杖を折った。
ヤコブは言った。
『息子たちよ、ここから二つの教訓を学ぶがよい。
一つ目の教訓はお前たちができないことでも、力を合わせればできるということ。
二つ目はの教訓は、お前たちが結束していれば、決して敗れることはないということだ』」
上記はタルムードの文書、シフリからの引用である。
2006/04/02
【二人の自分】 「なぜ犯行に及んだか」
<川崎男児転落死事件>
容疑者が出頭して逮捕された。
家族、子供がいること。
リストラされていたこと。
うつ病疾患であったこと。
事実が色々明らかになって、動機が取り沙汰されている。
多くの識者と名乗る者が原因や対策について話している。
皆が事件の経緯について知りたいと思い、そして憶測する。
報道の記者の鉄則に「読者の知りたいことを伝える」がある。
今回に照らして言うと、衆目されるのは「動機」だ。
容疑者が出頭して逮捕された。
家族、子供がいること。
リストラされていたこと。
うつ病疾患であったこと。
事実が色々明らかになって、動機が取り沙汰されている。
多くの識者と名乗る者が原因や対策について話している。
皆が事件の経緯について知りたいと思い、そして憶測する。
報道の記者の鉄則に「読者の知りたいことを伝える」がある。
今回に照らして言うと、衆目されるのは「動機」だ。
| HOME |