FC2ブログ
--/--/--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告
2010/03/21

健全な少年たち

1003sailor ここのところ1週間くらいは、
 ココの漫画の人(笑)がもの凄く激昂したせいで(笑)、
 専ら例の「条例」の話題―
 まだどうなるか決まったわけではなく、
 国や他の自治体にも動きがあって、
 漫画家さんや出版社の反発も大きい様子。
 お陰で色々な人の意見を読んだりしました。

 こんな所にも相当知らない方がわざわざ
 来てくださったようで、何かを考える機会や
 参考にでもなったのなら良かったのかな・・と。

 私も個人的には、児童ポルノ関係は
 何がしかの規制があってしかるべきだと
 思っている部分があります。
 多少厳しくても反対はしません。
 一方、性的表現や性の文化については
 誰かの主観的で一律な押し付けは好ましくないかと。

(絵はA4です。珍しく顔なしで(笑)しかも半日仕上げ・・(笑) 顔がないと気味悪いですか?)

---

でもこの際ですから言っちゃいますけれど、
売れるから、と言って、そういう規制対象が叫ばれるようなものを
出したりつくったりしてきた人の「自主性」に問題があったのは事実ではないでしょうか。

メールや文書での陳情をするのも、ユーザーなり作り手側としては
当局に個人情報晒すようなものですので、ちょっとやりにくいでしょうし。
(それが“当局”の狙いだとは思いたくありませんが)

そういうものを描いたりつくったりしていない作家さんや陳情された方が、
その(規制対象になりうる)人たちやそのモノをある意味擁護する立場に立つというのも、
断腸というか、勇気がいったんじゃないかなと思います。


もし仮に、東京都なり国や他の自治体が、反対意見を述べる人の「誤解」を「解いて」、
こうした法案が通って、それで施行されるようになったとする。
江戸時代にも春画規制があったし、戦時中に検閲やその後の赤狩りがあったりしましたし、
今でも言論統制されていないとは決して言い難いです。
その度に、そういうものはどこかに逃れますし、規制しても網をくぐったりします。
地下で活動をするというか・・
法律や行政は往々にして何かが起きてからの後追いが常ですから、
段々語彙や罰則などが厳しくなっていくかも知れない懸念もありますけれど、
どうやっても根絶されないでしょうし、それこそ犯罪防止に繋がるかというと疑問符がつきます。

また、もしこのまま将来的に、そういう規制対象の悪書関連以外の、
一般の表現活動自体への規制に繋がったとしても―

表現者ってそういうことに負けないものです。
たいへんな思いをするでしょうけれど。

決して楽観的な言い方をするわけではありませんけれど、そういう圧力下で
却っていいものができたりすることもあります。
時代や社会背景の流れで苦しい思いをした作家って、凄い作品残してますし。

そうやって淘汰されてしまうことも、非常に乱暴な言い方ですが
この際あってもいいかも・・とさえ、思ってしまいます。

そういう(害悪の対象と言われるらしい)モノを目にすると。

もし規制されても、インターネットに流れるでしょうしね。出版や印刷物が駄目ですと。
それってフィルタリング規制の問題に戻ってしまうと思うんですが。
ネットのなかった時代に比べたらやり放題見放題の垂れ流しですしね、ネットなんか。
それを親が危惧するのは当然かと思います。
そんな情報過多環境下での子供の成長についていけず、疑問に返答できない親も駄目なんですけれど。

やっぱり根幹は親(と子の関係)の問題な気がします。
それって社会の人間教育の問題で・・
ということは、健全な大人が少なくなった・・ということ?(笑)

性的とか暴力とか権力とか、そういう話ではなくて、
人間の本質として、間違っていない人。

そんな人を探すのって、難しいですよね(笑) 千差万別ですし。

今回の話になる以前から、色んなものに呆れてた人もいるんじゃないかな。
ちゃんとしたものを世に出して来た方々は、反対しつつ、
実は内心ちょっと規制しろ、って思ってる部分もあるんじゃないかと思います。

***

以前、小学校や保育園の催しで絵を教えたことがあります。
教えるというか、描くのを教師や保護者の方と監督するのを手伝った程度ですが。
内容は子供たちみんなでそれぞれ絵を描くだけです。
こっちの辛いのは、ピカチュウとかドラえもん描いてなんて言われるくらいで(笑)

見てると、一心不乱に描く子と、他の子の描いているのを見て、
同じものを描こうとする子がいます。
子供さんによりますが、テーマがないと描けない子とそうでない子の差が激しかったり。

自由に絵を描くのって難しいですよね。
年齢が上がって高学年になるほど、そういう傾向が顕著。
それから、所謂絵の上手な子ほど、内容が小さくまとまりがち。
左の脳(言語・読解中枢)が活発に動き始めているからなんでしょう。

全部同じ色のクレヨンでガシガシ塗ってる小さい子の方が、
ダイナミックで見てて痛快です(笑)

私は塗り絵が好きでした。彼ら、ありえない色で塗るので(笑)
リクエストされて描いたキャラクターなり動物の線画をひったくられて、
目のつぶれそうなオレンジとかピンクで塗られると、もう笑うばかり。

一方で、技術的なことを教えると飲み込みが早いのに驚かされます。
水彩絵の具でさえ、使い方って誰かに教わるものなんですよね。
ましてパソコンなんか、教えなくても5~6歳ですぐ会得しちゃいますし。
そこから、こっちが知らない新しい手法を編み出す子だっている。
彼らに教わることの方が多いです。

大人向けや学生時のつまんない授業なんかより、ずっと得ることが多かったです。

子供の頭の中を、大人がどうこうできるものではありません。
大人(古い考えや型の人間)のつくった枠にはまらないのが、
少年たちや若い人の特権なんじゃないかなと思います。

古い人間にならないように気をつけなきゃ、って思います。
[ART] -絵・アート-

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。