2009/11/07
【アート月間】(8)「美しき女性たち」展

収蔵コレクション「美しき女性たち」展
(特別展「山本雄三作品展」)を観て来ました。
山本雄三氏の作品も素敵でしたが、
ポスターを飾る小尾修氏(+)の作品や、
佐々木剛氏、五味文彦氏(+)、
塩谷亮氏、楊紹良氏など、
小さな会場ながら結構なボリュームで
素晴らしい作品を拝見できて、
たいへんな収穫でした。
そして凄かったのが・・諏訪敦氏・・。
入ってすぐの100号の作品の前で
完全に足が止まってしまいました・・
長谷川町子美術館(開館当初長谷川美術館)は、故・町子先生や
お姉様で館長の毬子さんがコレクションされている絵画などの美術館。
夏休み中の「サザエさん」関連の催し期間を除いて、
年4~5回、企画展示をされているようです。
町子先生と毬子さんは絵を買われるのがお好きなそうで、
現在700点もの所蔵品があるそうです。
その中には加山又造や東山魁偉までありましたよ・・!
(館内撮影禁止ということですので写真はありません)
今ほど高くない時代に、出版で潤ってから気に入った絵を買われたらしく、
リーフレットには町子先生の漫画でその辺のことが描かれています。
それを一般人がこうして拝見できるのはありがたいことです。
しかし、今回の展示会の作家はいわば殆どが若手ばかり。
きっとまだ毬子さんがコレクションを進めていらっしゃるんでしょう。
そうした作家をどこで見つけてくるのか・・と思っていましたら、
出展作家さんを調べてみると、共通点がちょこちょこ出てきました。
過去に3人展などグループ展が開かれていたり、同じ展覧会に出展されていたり。
漏れず、私が気になったり長時間眺めていた作品は、
山本雄三氏も含めて、どこかに必ず接点があって興味深くもありました。
ムサビ(武蔵野美術大学)出身だったり、北海道の方だったり、白日会の方だったり・・。
人物(女性)画でくくってしまっている今回ですので、
作風や、今回のようにモチーフが似ているので当然かもですけれど。
同様に飾られた花の絵たちも印象的でした。
町子先生、花お好きだったのが分かります。
それも、どちらかというと、豪華な感じより色使いや風情的な・・
いかにも静物画的、油絵的な作品ではなかったですね。
五味さんの二枚の絵は人物でなく静物(植物)だったのですが、
細密な写実で色が素晴らしく、特に「鬼火」(おにび)とふり仮名をふった
ほおずき(鬼火)の作品が印象的でした。
山本雄三氏の講演も (私自身は油彩はやらないのですが)
興味深く拝聴させて頂きました。
それにしても、山本雄三氏らを観に行った筈なのに、
もう息を呑んで穴が開くほど眺めてしまった(笑)のが諏訪敦氏・・
昨年佐藤美術館で個展やられていたのも、今日(7日)まで小山Galleryのある、
清澄白河のKIDO Pressで個展をされていたのも今になって知りました・・
個展は今しがた帰ってから知ったので、もう後の祭り・・(泣笑;)
「art_icle」(アーティクル)の表紙も確かに見たことありますし、
MIZUMAで池田学氏の個展を観たときに
「アート・トップ/超絶技巧絵画編」もめくっている筈なんですが・・
(しかもこの号もう売り切れじゃないですか!買っておくんだった・・)
もう、何を見ていたんでしょうか、自分!
今になって知った作家さんではない筈・・ですけれど、
オイオイお前さん今頃かよ?、という感じで・・
何か敗北感のような後悔のようなものを感じます(笑)
いや、改めて今出会えて、ありがたいことなんですが・・・!
・・ところで、諏訪さんの作品「I Can't See Anything Anyway Ver.2」の
カメラのレンズに映っている絵、分かる人います?(笑)
(答えは明日・・と言いたいところですが、こんな有名な絵を実は私も失念・・(笑;)
あ~ッ、高校生のときにも美術の教科書で見たのに!!)
塩谷亮氏は11/12~21日まで、日本橋の春風洞画廊で展示があるそうなので、
時間が取れたら観に行かせて頂こうかと思います・・
諏訪さんについては、今度展示会があったときには自分、
きっと通うんじゃなかろうか・・・
今日はそんなショッキングな日でした。。。
◆収蔵コレクション展「美しき女性たち」/「山本雄三作品展」
*長谷川町子美術館
*09/9/12~11/23迄
お姉様で館長の毬子さんがコレクションされている絵画などの美術館。
夏休み中の「サザエさん」関連の催し期間を除いて、
年4~5回、企画展示をされているようです。
町子先生と毬子さんは絵を買われるのがお好きなそうで、
現在700点もの所蔵品があるそうです。
その中には加山又造や東山魁偉までありましたよ・・!
(館内撮影禁止ということですので写真はありません)
今ほど高くない時代に、出版で潤ってから気に入った絵を買われたらしく、
リーフレットには町子先生の漫画でその辺のことが描かれています。
それを一般人がこうして拝見できるのはありがたいことです。
しかし、今回の展示会の作家はいわば殆どが若手ばかり。
きっとまだ毬子さんがコレクションを進めていらっしゃるんでしょう。
そうした作家をどこで見つけてくるのか・・と思っていましたら、
出展作家さんを調べてみると、共通点がちょこちょこ出てきました。
過去に3人展などグループ展が開かれていたり、同じ展覧会に出展されていたり。
漏れず、私が気になったり長時間眺めていた作品は、
山本雄三氏も含めて、どこかに必ず接点があって興味深くもありました。
ムサビ(武蔵野美術大学)出身だったり、北海道の方だったり、白日会の方だったり・・。
人物(女性)画でくくってしまっている今回ですので、
作風や、今回のようにモチーフが似ているので当然かもですけれど。
同様に飾られた花の絵たちも印象的でした。
町子先生、花お好きだったのが分かります。
それも、どちらかというと、豪華な感じより色使いや風情的な・・
いかにも静物画的、油絵的な作品ではなかったですね。
五味さんの二枚の絵は人物でなく静物(植物)だったのですが、
細密な写実で色が素晴らしく、特に「鬼火」(おにび)とふり仮名をふった
ほおずき(鬼火)の作品が印象的でした。
山本雄三氏の講演も (私自身は油彩はやらないのですが)
興味深く拝聴させて頂きました。
それにしても、山本雄三氏らを観に行った筈なのに、
もう息を呑んで穴が開くほど眺めてしまった(笑)のが諏訪敦氏・・
昨年佐藤美術館で個展やられていたのも、今日(7日)まで小山Galleryのある、
清澄白河のKIDO Pressで個展をされていたのも今になって知りました・・
個展は今しがた帰ってから知ったので、もう後の祭り・・(泣笑;)
「art_icle」(アーティクル)の表紙も確かに見たことありますし、
MIZUMAで池田学氏の個展を観たときに
「アート・トップ/超絶技巧絵画編」もめくっている筈なんですが・・
(しかもこの号もう売り切れじゃないですか!買っておくんだった・・)
もう、何を見ていたんでしょうか、自分!
今になって知った作家さんではない筈・・ですけれど、
オイオイお前さん今頃かよ?、という感じで・・
何か敗北感のような後悔のようなものを感じます(笑)
いや、改めて今出会えて、ありがたいことなんですが・・・!
・・ところで、諏訪さんの作品「I Can't See Anything Anyway Ver.2」の
カメラのレンズに映っている絵、分かる人います?(笑)
(答えは明日・・と言いたいところですが、こんな有名な絵を実は私も失念・・(笑;)
あ~ッ、高校生のときにも美術の教科書で見たのに!!)
塩谷亮氏は11/12~21日まで、日本橋の春風洞画廊で展示があるそうなので、
時間が取れたら観に行かせて頂こうかと思います・・
諏訪さんについては、今度展示会があったときには自分、
きっと通うんじゃなかろうか・・・
今日はそんなショッキングな日でした。。。
◆収蔵コレクション展「美しき女性たち」/「山本雄三作品展」
*長谷川町子美術館
*09/9/12~11/23迄